猫なんかよんでもこない。 2巻

土曜日は友達を招いてキムチ鍋会。

友人が訪ねてくるのはもう二度目なのだが、ブーチンは相変わらずお客様が苦手。はゆま以外の人間がいると、大好きなコタツにもなかなか近寄ってこない。だが、押入れに引きこもりっぱなしでいるのもさびしいらしく、時々様子見に出てくる。そのたんびに、つかまって、モフモフされてた。

一晩中、鍋と猫をつつきつつ、いただきもののワインやサントリーローヤルで飲んで騒いでしてたら、いつの間にか失神していた。

昼過ぎ目が覚めると、友人たちは気を使って、静かに帰っていったようで、ブーチン一人が、はゆまの布団の上で大の字で寝ていた。うっすら、飲み会の最中、会社の電話を応対していた記憶があるので軽くあせる。

かけなおしてみると、幸いたいしたトラブルではなかったようだった。粛々とシステムに油をさし、つまったジョブを処理していく。最近おとなしいなぁと思ってたら、人恋しくなったのだろう、三週間ぶりくらいの夜泣きだった。一昔前のアメ車のように、常に手を入れなくてはならない、人間味のある、血の通ったシステムである。はゆまの雇用の面ではいいが、こんなもんいつまで使い続けるつもりなんだろうか。

最近、昼間の仕事に対する自分のウェイトがどんどん軽くなっているのが分かる。小説の方が楽しくて仕方ないはゆまにとって、SEの仕事なんて面白くないし、ほとんど意味がない。山崎邦正が何故か持ってるソフトウェア開発技術者資格くらい、意味がない。まぁ、メーカーのシステム部門なんて、システムの方面でも、物作りの方面でも、二流・三流の人しかいないわな。面白いはずがないか。

トラブルを片付けたあとは、酔い覚ましがてら、散歩にいく。途中よった本屋で、「猫なんか呼んでもこない。」の二巻を発見。早速お買い上げ。喫茶店でコーヒー飲みながら読む。元ボクサーの割りに、この作者の絵は本当にかわいい。そして猫のことを本当によく観察している。

可愛や可愛やばかりでなく、野良たちの過酷な生についても、変に突き放した感じでなく、ありのままに、しかしやさしく描いているところも好感が持てる。ハイイロが最後にお別れに来たシーンは何だか涙ぐんでしまった。新しく拾った子猫が、作者の手を受け入れるシーンもジンと来る。

一巻で完結と思ってたのが、続きが出たということは、人気があってのことだろう。作者自身の恋愛沙汰も出てきたし、三巻が出るのが、今から楽しみだ。

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三国志連載小説
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プロフィール

黒澤はゆま

Author:黒澤はゆま
歴史小説家。はゆまは古語で「早馬」「報せ」の意味。小説のことや歴史のこと、また日々の徒然のことを、「報せ」ていこうと思います。三国志を舞台にした小説「花武担」連載中。

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