ヱヴァンゲリヲン新劇場版Q

2012年のボジョレーヌーヴォーを飲みながら書いてます。去年のボジョレーは、「50年に一度の当たり年と言われた2009年と同等の出来」だったそうですが、2012年は「凝縮された果実の味わいが、今年の特徴」だそうです。なるほど、確かに凝縮された果実の味わいがします。端的に言うと酸っぱいです。

実はエヴァQを見に映画館に出掛けたついでに買ってきたのですが、はゆまにとってのエヴァもボジョレーのようなものになってきています。今年(今回)も出たみたいだし買い(見に)行くか~と。

作品の感想は、映像は素晴らしいのですが、ストーリーについてはシンジ君がカヲルに言ったことに集約されていると思います。

「君がなにを言っているか分からないよ」

本当にその通りで、全然分かんない。ひとっつも分かんなかったです。破がよかっただけにちょっと残念ですね。

かといって別に不愉快でもない、ボジョレーと一緒。今年は冷夏で出来が悪いと知っていても恒例行事で買いに行って「あ~すっぱいなぁ。まいっちゃったなぁ」って楽しんでる。エヴァも「いや~いきなり破から十四年たったって言われてもなぁ。すっぱいなぁ。まいっちゃったなぁ」って楽しんでます。

十五歳のときリアルタイムで見て、衝撃を受けてからの長いつきあいです。もう今更人生から外すことも出来ません。かつての江戸っ子にとっての初鰹と一緒で、とりあえず食べる、見ることに意義があるのですね。

いっそのこと次回で最終回なんてケツの穴の小さいこと言わずに、これからもどんどん新作出していけばいいんじゃないでしょうか。で、ボジョレーと同じく毎回「1995年以来の品質のエヴァ」とか「ここ10年で最高のエヴァ」とか「出来は上々で申し分の無い仕上がりのエヴァ」とか講評を出していくと。

作家もファンもそれで十分幸せなんだし、全然かまわないと思いますね。次回作に特に期待することはありませんが、それでも多分はゆまは見に行くと思います。もうだってホントにクラス会みたいなノリなんだもん。太学行って、会社勤めもして、色々社会にまみれた自分が、未だに思春期真っ盛りの言動のままのシンジ君を見て、あぁ、僕もこんな時期あったなぁ、それと比べたら大分成長できたなぁと、ほっと安心出来る映画、それが今のはゆまにとってのエヴァだったりします。

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黒澤はゆま

Author:黒澤はゆま
歴史小説家。はゆまは古語で「早馬」「報せ」の意味。小説のことや歴史のこと、また日々の徒然のことを、「報せ」ていこうと思います。三国志を舞台にした小説「花武担」連載中。

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